カンパのお願い。クァドリ一家の公的支援が打ち切りになりました。

難民認定申請中の一家で、生活が困窮していたクァドリさんらは2012年より公的支援により生活を立てておりました。しかし今その支援が打ち切られることが決定し、生活のあてがない状態におちいっています。

 これまでの経緯にかんしはこちらのブログを参考にしてください。

 ある難民一家を支える会

難民申請をしていくにも、経済状態が安定することが条件であると弁護士に言われている状態です。第三国出国や、何らかの方法で日本で生きていくことをかんがえるにも、ひとまず生活していくメドがないと考える力すら奪われてしまいます。

 

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そこで、みなさまにお願いです。

 

これからどうしていくか、前向きで考えてもらえるようになるためにも生活基盤をつくるためのカンパをしていただくようお願いします。

 

出来ましたら、少額でけっこうですので、月に1~2回の定期的・持続的なカンパがありがたいです。

 

カンパ先は以下になります。

 

ゆうちょ銀行
口座番号:10270-67335881
口座名義:ナシル モハメド クァドリ

※他銀行からの振り込みの場合
店名:ゼロニイハチ(028)
預金種目:普通預金
口座番号:6733588

 

クァドリさんのお父さんからいただいたメールの日本語訳です。
 

我が家の現況をご報告いたします。


1.  妻の病状は重篤で、2014年11月4日に医師から少なくとも1か月の入院が必要で、命にかかわると言われました。

2.  長女は、来日当初は歩行もでき健康状態もそれほど悪くなかったのですが、日本に来てから今日に至るまでの5年間は、いくつもの病院で見てもらいましたが、どの病院でもこのような症状は見たことがないといわれて症状改善に至っていません。病状は日々悪化し、この5年間、日本の医師からは一切の薬の処方も受けられず、その結果もはや歩行することが出来ません。今や障害者で、毎日足の痛みがひどく、私が痛み止めを与えている状態です。

3.  次女は、ここ3年間風邪の症状で、頭痛、足の痛み、高血圧を訴え、髪の毛の3割は白髪です。いくつもの医院に連れて行きましたが症状は改善せず、医師から大きな病院に連れて行くよう言われました。数か月前に市川市の病院に連れて行き、沢山の薬を処方され、検査を受けましたが、症状は変わりません。医師はさらに検査が必要と言います

4.  5才の娘は、昨年激しい胃痛で、40度から40.5度の発熱と足の痛みを訴えて市川市の病院に搬送されました。医師から胃痛の原因究明にはいくつかの再検査が必要と言われ、尿たんぱくが低く、尿に白血球が認められたため、治療を施さないと後々重大な病気になると言われましたが、妻の状態が深刻なため、再検査にも治療にも連れてゆくことができない状態です。

5.  7才の息子は、貧血症で、今は呼吸器系の症状を呈し治療が必要なのですが、今はただ時折、医院に連れて行き薬を処方してもらっている状態です。

6.  3才の息子は、来日来、私が健康保険証をもたないため、ポリオの予防接種を受けることができません。個人医院にて自費で受ければよいのでしょうが、支払うお金がありません。その結果、息子は、始終熱を出し厭なにおいを放つ赤い吹き出物を呈する状態です。

7.  私自身は背骨にトラブルを抱えていて、長時間立っていたり、長時間座ったままだったり、重い荷物を持ち上げると、その日のうちに痛みが始まり、そうなると1週間は立つことも、座ることも、歩くこともできなくなります。そうなると横になったまま体を動かすこともできません。今では毎日痛み止めを飲んでいます。


現在の住まいは10月6日に賃貸契約が終了し、大家が更新を受けてくれないため、今は新しい住まいを見つけなければならず、入居するには不動産や大家に多額のお金を支払わなければなりません。娘や息子は公立の学校に通い、毎月なにがしかの出費が発生します。この、それは家族の死を意味します。金がなくては家も食糧も治療も受けられず、子供たちは学校にも行けません。

 

みなさまのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

有志一同

 

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